2015年04月28日
下取りの値段が安い 3つの理由と ”値上げ”が簡単な理由
下取りの値段が安い 3つの理由と”値上げ”が簡単な理由

新車購入時「20万円の値引き」がどれだけ無謀か、前回の記事で書きました。
(前回の記事はこちら)
でも実は、20万円浮かせることは、不可能なことではありません。
そうです、下取りの車で浮かせるのです。
新車を買う時って、どうしても新車の方に関心が向いてしまいます。
だから 「新車をいかに値引きするか」 を考えてしまい勝ちです。
新車がなかなか値引きされず、相見積もりをとっても大した値段の差が生れない・・・
そうなると「どこに聞いても、大体同じだな・・・・」と心が折れてきます。
そうして、下取りに関しては興味もなければ、半ばあきらめの気持ちもあり、
ついつい、相見積もりもとらず、新車購入を決めたディーラーで下取りにだしてしまう
しかし、これはあくまで”新車を買う”という事に限ってなのです、
”今の車を売る”という事とは、全く別の話になってくるので、ここは絶対に切り離して考えなければいけません。
タイトルのように、新車の値引きに比べ 下取りの車を高く売ることは比べものにならないぐらいに簡単です
それには3つの理由があります。
①お客さんにとって、”不要”となった車を引き取るのだから、いくら安く買っても文句は言われない。
下取りは、ハッキリ言って安いです。時には、一般の買取店に比べ何十万円も安い場合もあります。
なぜなら、ディーラーにとって、下取りとは”お客様の不要品を回収する”という位置づけだからです。
ディーラーも下取りした車を、直接販売するわけではありません。ハッキリ言ってディーラーにとっても不要品なのです。
不要品にわざわざリスクを犯して、高いお金を払う人はいませんよね。
②中古車には定価が無い
新車ディーラーは、日本を代表する大手の看板を背負っているので、定価のある新車販売においては、決して”ぼったくり”ができません。
しかし、下取りする中古車には、”定価”と言う物が存在しません。 しかも、下取りの場合、ディーラーはお金を払う立場 になるので、幾ら安く買っても「ぼったくり」には決してなりません。
しかも、中古車は一度売っていしまうと、別の場所で査定をしてもらう事はできません。売った値段が適正かどうか、確かめようもないわけです。
そもそも、車を売った人は 「ディーラーだから適正価格で買い取ってくれている」 と勝手に勘違いして売ってくれているわけですから、後になって確かめようとする人もまずいません。
だから、別の場所だったら50万円で売れる車を20万円で下取りしていても、何の問題も起こりえないのです。そもそも、欲しくもないものを「買ってほしい」とお客さんに頼まれているのですから、幾ら安く買っても後から文句は言われようがないのです。
③相見積もりを取らない人が60%
欲しい車を買うのに、労力をかけることができても、いらない車を売らなければならないと思うと、人は極端に面倒になります。
また、
”新車を買う人”は”中古車を決して買わない人”の割合いが非常に高いです。この方達の感覚として下取りに出す車は、「すでに役割の終わった車」=「価値のない車」という認識になっている事が多いです。
だから、下取りの車を売却する際、幾らそれが安い値段であっても、相見積もりを取らずに売ってしまう人が実に60%も存在するのです。
60%って恐ろしい数字ですよ。ちょっと考えてみてくださいね。
世の中大手の買取店だけでも、数えきれないほどの買取チェーンがありますね。
「ガリバー」「アップル」「ハナテン(ビックモーター)」「カーチス」「ラビット」「カーセブン」・・・・・
数えあげればきりがありません。 こういった買取店を支えているのは、下取りの金額に不満を持ったたったの40%の人たちなんです。
しかも、下取りの金額に不満で買取店を利用するこの40%の人たちのほとんどは、数社相見積もりをとります。当然値段は競りあがります。
それでも、大手の買取店達は最終的に利益を上げています。
なぜ、買取専門店という商売が成り立っているのか???
➡それはディーラーの下取りがメチャクチャ安い金額で買い取ってくれているから
という理由に他なりません。
逆に、下取りで車を売ってしまった60%の人たちから買い取ったディーラーは、メチャクチャ安い値段で買えてるわけで、その利益たるや私が知るところによると、目が回るような金額です。
ディーラーでは安値を提示しておいて、それで売ってくれたらラッキーっていう話なんです。ディーラーは新車販売の専門化であり、買取のプロじゃないので、そこで勝負する必要ないですし、なにより60%の人が下取りで車置いていくんだから、ディーラーは下取りに関しては笑いが止まらないわけです。
さて、私はディーラーの批判をしているつもりも、するつもりも一切ありません。
ある意味では、ディーラーが安く買うから、私を含め、買取専門業者が成り立っているわけです。ディーラーが下取り車をぎりぎりの値段で買い始めたら・・・・買取専門店は一斉につぶれてしまう事になります。
ディーラー様様なわけですね。
と言うわけで、
新車値引きを何とか引き出そうとしている人は、そんなことよりも、まずは”下取り”という発想から逃れましょう。
”下取り”を”買取り”に変えるだけで、数万円、場合によっては数十万円の違いが生れます。
要は、売り先を変えるだけってことですね。
でも買取って面倒ですよね。できれば、電話で見積もりしてほしいというのが本音だと思います。
と言うわけで
次回は「いちいち回らなくても、電話だけで見積もりを取る方法」というテーマで記事を書きたいと思います。
続く・・・・

新車購入時「20万円の値引き」がどれだけ無謀か、前回の記事で書きました。
(前回の記事はこちら)
でも実は、20万円浮かせることは、不可能なことではありません。
そうです、下取りの車で浮かせるのです。
新車を買う時って、どうしても新車の方に関心が向いてしまいます。
だから 「新車をいかに値引きするか」 を考えてしまい勝ちです。
新車がなかなか値引きされず、相見積もりをとっても大した値段の差が生れない・・・
そうなると「どこに聞いても、大体同じだな・・・・」と心が折れてきます。
そうして、下取りに関しては興味もなければ、半ばあきらめの気持ちもあり、
ついつい、相見積もりもとらず、新車購入を決めたディーラーで下取りにだしてしまう
しかし、これはあくまで”新車を買う”という事に限ってなのです、
”今の車を売る”という事とは、全く別の話になってくるので、ここは絶対に切り離して考えなければいけません。
タイトルのように、新車の値引きに比べ 下取りの車を高く売ることは比べものにならないぐらいに簡単です
それには3つの理由があります。
①お客さんにとって、”不要”となった車を引き取るのだから、いくら安く買っても文句は言われない。
下取りは、ハッキリ言って安いです。時には、一般の買取店に比べ何十万円も安い場合もあります。
なぜなら、ディーラーにとって、下取りとは”お客様の不要品を回収する”という位置づけだからです。
ディーラーも下取りした車を、直接販売するわけではありません。ハッキリ言ってディーラーにとっても不要品なのです。
不要品にわざわざリスクを犯して、高いお金を払う人はいませんよね。
②中古車には定価が無い
新車ディーラーは、日本を代表する大手の看板を背負っているので、定価のある新車販売においては、決して”ぼったくり”ができません。
しかし、下取りする中古車には、”定価”と言う物が存在しません。 しかも、下取りの場合、ディーラーはお金を払う立場 になるので、幾ら安く買っても「ぼったくり」には決してなりません。
しかも、中古車は一度売っていしまうと、別の場所で査定をしてもらう事はできません。売った値段が適正かどうか、確かめようもないわけです。
そもそも、車を売った人は 「ディーラーだから適正価格で買い取ってくれている」 と勝手に勘違いして売ってくれているわけですから、後になって確かめようとする人もまずいません。
だから、別の場所だったら50万円で売れる車を20万円で下取りしていても、何の問題も起こりえないのです。そもそも、欲しくもないものを「買ってほしい」とお客さんに頼まれているのですから、幾ら安く買っても後から文句は言われようがないのです。
③相見積もりを取らない人が60%
欲しい車を買うのに、労力をかけることができても、いらない車を売らなければならないと思うと、人は極端に面倒になります。
また、
”新車を買う人”は”中古車を決して買わない人”の割合いが非常に高いです。この方達の感覚として下取りに出す車は、「すでに役割の終わった車」=「価値のない車」という認識になっている事が多いです。
だから、下取りの車を売却する際、幾らそれが安い値段であっても、相見積もりを取らずに売ってしまう人が実に60%も存在するのです。
60%って恐ろしい数字ですよ。ちょっと考えてみてくださいね。
世の中大手の買取店だけでも、数えきれないほどの買取チェーンがありますね。
「ガリバー」「アップル」「ハナテン(ビックモーター)」「カーチス」「ラビット」「カーセブン」・・・・・
数えあげればきりがありません。 こういった買取店を支えているのは、下取りの金額に不満を持ったたったの40%の人たちなんです。
しかも、下取りの金額に不満で買取店を利用するこの40%の人たちのほとんどは、数社相見積もりをとります。当然値段は競りあがります。
それでも、大手の買取店達は最終的に利益を上げています。
なぜ、買取専門店という商売が成り立っているのか???
➡それはディーラーの下取りがメチャクチャ安い金額で買い取ってくれているから
という理由に他なりません。
逆に、下取りで車を売ってしまった60%の人たちから買い取ったディーラーは、メチャクチャ安い値段で買えてるわけで、その利益たるや私が知るところによると、目が回るような金額です。
ディーラーでは安値を提示しておいて、それで売ってくれたらラッキーっていう話なんです。ディーラーは新車販売の専門化であり、買取のプロじゃないので、そこで勝負する必要ないですし、なにより60%の人が下取りで車置いていくんだから、ディーラーは下取りに関しては笑いが止まらないわけです。
さて、私はディーラーの批判をしているつもりも、するつもりも一切ありません。
ある意味では、ディーラーが安く買うから、私を含め、買取専門業者が成り立っているわけです。ディーラーが下取り車をぎりぎりの値段で買い始めたら・・・・買取専門店は一斉につぶれてしまう事になります。
ディーラー様様なわけですね。
と言うわけで、
新車値引きを何とか引き出そうとしている人は、そんなことよりも、まずは”下取り”という発想から逃れましょう。
”下取り”を”買取り”に変えるだけで、数万円、場合によっては数十万円の違いが生れます。
要は、売り先を変えるだけってことですね。
でも買取って面倒ですよね。できれば、電話で見積もりしてほしいというのが本音だと思います。
と言うわけで
次回は「いちいち回らなくても、電話だけで見積もりを取る方法」というテーマで記事を書きたいと思います。
続く・・・・
Posted by 山本 剛 at 15:32
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